Visual Studioの使い方 画面を説明するよ 1~ ファイル 編集 表示 ~
こんにちは、リブです。今回はvsの画面を見ていきます。
vsを開けるとこんな感じの画面が出てくると思います。
VSを開けた時の最初のこの画面ではたいてい[ファイル]を開けて[新規作成]>[プロジェクト]という流れが多いと思います。後は開くを押して過去のプロジェクトを開けることぐらいでしょうか。
この画面にある[編集]や[デバッグ]はスタートページでは意味がないので、まず前回のプロジェクトを開けてください。記事を見ながら実際に動かしてみましょう。
(今回の記事の最後に前回のコード載せてます)
hajimekata-nyumon-donyu.hatenablog.com
(今までにVisualStudioを使ったことがおありでしたら今回の記事からでも問題ないです。)
実際に見てみよう
では、上部にあるメニューバーを一つずつ見ていこうと思います。
[ファイル]とは?[ファイル]でできること
- プロジェクトやファイルの作成、保存、印刷
[編集]とは?[編集]でできること
[編集]ではソースコード上の移動や文字列の検索、置換ができます。前回の操作の取り消しもこのタブから可能です。
- [指定行へ移動] (Ctrl + G): アクティブなドキュメントで、指定した行番号に移動
- [すべてに移動] (Ctrl + T キーまたは Ctrl + , キー): 指定した行、型、ファイル、メンバー、またはシンボルに移動
- [ファイルに移動] (Ctrl + 1、Ctrl + F): ソリューション内の指定したファイルに移動
- [型に移動] (Ctrl + 1、Ctrl + T): ソリューション内の指定したファイルに移動
- [メンバーに移動] (Ctrl + 1、Ctrl + M): ソリューション内の指定したファイルに移動
- [シンボルに移動] (Ctrl + 1、Ctrl + S): ソリューション内の指定したファイルに移動
[編集]でできること2
・文字列の検索とは
クイック検索を押すと右上に文字を打ち込める画面(検索コントロールという)が出てきます。
そこに文字を打ち込むとコード中のその文字が見つけやすいように色が変わります。
言い換えると、現在のドキュメントに出現する指定された検索文字列が強調表示されます。
今回はbreakと打ち込みました。そうすると下図のようになります。
このように強調表示されます。
・文字列の置換とは
クイック置換を押すと
このような画面になります。この置換ボックスは「;」(セミコロン)が「aaaaaaaaaa」に置換されるということを表しています。
そして、コードエディター画面の「;」に注目してください。強調表示されていますよね。しかし、一つだけグレーに強調表示された「;」があるのが見えますか?
真ん中にあるこのグレーの「;」が置換されます。黄色に強調表示された「;」は変化しません。
置換先文字列(aaaaaaaa)の隣にb→cとありますよね、それを押せば置換できます。
もし、別の「;」を置換したい場合はボックスの右矢印にカーソルを合わせてください。次を検索と出ると思います。
この右矢印をクリックすれば次の「;」にグレーが移りますのでその文字が置換可能になります。ひとつ前に戻る時は隣の下三角を押してください。前を検索と出ます。
もし、全てのある検索文字列を置換したければ置換先文字列の隣の隣のab→acを押して下さい。
それ以外の機能については説明不要だと思います。前へ戻るやコピーとかですから。その下にある機能についても見るかクリックすれば分かります。
[表示]とは?[表示]でできること
[表示]ではIDE画面(visual studioのメニューバーより下の画面)のウィンドウを編集できます。
現在私の画面ではエラー一覧、出力、ソリューションエクスプローラーなどが表示されていますが、これらやこれ以外のウィンドウを表示させたりするのが[表示]の役割です。
終わり
今回は「ファイル・編集・表示」というメニューに注目してVisualStudioの画面を説明していきました。次回は残りを説明していきます。
メモ
「IDEとは、ソフトウェア開発に必要なソフトウェアを一つに組み合わせ、同じ操作画面から統一的な操作法で利用できるようにしたソフトウェアパッケージ。一般的にはコードエディタやコンパイラ、リンカ、デバッガ、テストツール、バージョン管理ソフトなどで構成される。
プログラムのソースコードを記述するためのテキストエディタを中心に、ライブラリや開発中のクラスなどの仕様や内部構造を表示する機能、ソースコードから実行可能ファイルを構築(ビルド)するための機能や、コードとともにデータやドキュメントなどを一括して管理するプロジェクト管理機能、ファイルの新旧の版管理や複数人による編集を管理するバージョン管理機能、ステップ実行やインスペクションなどテストやデバッグを支援する機能などを持っていることが多い。プラグインなどの拡張機構を用いて、後から対応言語や機能を増やすことができるものもある。
エディタは一般的なテキストエディタとして機能に加え、入力途中の文字列から予約語や関数名、プロパティ名、メソッド名などの候補を推測して自動的に提示してくれるコード補完機能や、予約後や区切り文字などを認識して色分けして見やすくする機能、コンパイルエラーなどが発生した場所をエラーメッセージ等とともに強調表示する機能など、コード記述に特化した便利な機能が盛り込まれていることが多い。」
http://e-words.jp/w/IDE-2.htmlより
メモ2
はい、前回のプロジェクト消しちゃったよ、見にくいよという人のためにコード置いときます。
自分で打ち込んだほうが今後の学習で「あ、これそういえば書いたな」ってなります。
RECT rect;
GetClientRect(hWnd, &rect);
DrawText(
hdc,
TEXT("Hello, world!"),
-1,
&rect,
DT_CENTER | DT_VCENTER | DT_SINGLELINE
);
EndPaint(hWnd, &ps);